ぽんずはエンセファリトゾーン症?

エンセファリトゾーン症?

我が家のうさぎ、ホーランドロップのぽんずが体調不良から麻痺を起こしてしまいました。怒涛の勢いで体調が悪化していったので、その経過をまとめます。(長いです!)

<初日>
夕方までは元気だったのに、夕ご飯のあとケージの隅でじっとしているのを発見。最近暑くなってきたから疲れているのかなと、その日は特に気にせず。

<2日目>
朝:ケージ内でぐったりした状態。ペレットは少し食べるものの水、牧草には口をつけず。以前うさフェスタでもらったアクアコール(動物用ポカリみたいなもの)をシリンジで飲ませると飲む。ずっとぷるぷると震える状態で、右前足が動きづらそう。

8時過ぎ:かかりつけの動物病院へ連絡すると、急遽診てくださることに。休診日のため対処療法しかできず、ひとまずうっ滞予防の薬と、耳が熱かったため解熱剤を点滴してもらう。このときは熱中症かも?という見立て。
9時過ぎ:ケージから出てサークルに置いてある牧草を食べる。やはり右前足の動きが悪く、歩き方がおかしい。

昼頃:サークルの隅で横になって寝る。
14時頃:また調子が悪くなり、ぐったりする。右前足がさらに動きづらくなり、トイレに乗るのが大変な状態。おしっこは出るものの、下痢気味。ペレットや牧草を食べなくなったものの、ゼリーやバナナなどは食べる。先生に再度連絡をして、もしこのまま調子が悪そうであれば夜に再度点滴をするため、20時頃に連絡をするよう指示される。
15時頃:病院で処方された薬を飲む。処方薬はこちら。短期間の処方のためシロップではなく錠剤。ゼリーに混ぜて与える。

16時頃:少し牧草を食べる。
18時頃:少しペレットを食べる。
20時~:サークルをうろうろ、大きめのうんちが出る。先生に調子が上向いたことを連絡。
21時:自力で水を飲む。

<3日目>
朝:ペレットをがっついて食べる。少し元気な様子。サークルを少し歩く。
午前:水をちょこちょこ飲み、牧草、ペレットも少しずつ食べる。移動するときに前足を地面につかないようにしている。前足に重心をかけないよう、お尻をつけて座っている。

9時頃:病院を再受診。レントゲンを撮影するも、骨折などの異常はなし。
以下、先生の説明。
MRIを撮る方法もあるが、うさぎには推奨されない。もともと緑内障も患っているので、エンセファリトゾーン症による神経異常の可能性もあるため、血液検査をしてエンセファリトゾーンの抗体価を測定しても良いが、費用が7000円ほどかかり、また抗体価の数値が微妙で確定しづらい結果が出ることもある。もしエンセファリトゾーンであると判明した場合は、病原体を駆除する薬を投与するが、その効果が出るまでの期間は未知数。後ろ足ではなく前足に麻痺が出るというのは珍しいので、原因不明ではあるが一時的なものとして少しだけ様子を見るのもあり。
……ということで、抗生剤などの薬を処方してもらい3日間様子を見ることに。それでもだめならエンセファリトゾーンの血液検査。

夕方:調子はどんどん悪くなり、牧草、ペレットはあまり食べず。きゅうりやにんじんなどの野菜は食べる。左前足の動きも悪くなり、座りづらそう。

21時:ペレットを急に食べ始める。

<4日目>
朝:元気そうな様子、ペレットを食べる。水はあまり飲まない。
昼:全く食べない。きゅうり、にんじん、キャベツも×。バナナは食べるのでペレットをふやかして混ぜて食べさせる。尿は1日1回しか出ず。
夕方:サークルに1回出てきた。セカンドオピニオンで、うさぎ専門の動物病院へ連絡。レントゲンと処方薬や点滴の詳細などを現在の病院から入手できれば診察可能とのこと。ひとまずかかりつけの病院に相談してから……ということで電話を切る。

<5日目>
朝:ペレットなど硬いものが食べづらい様子。バナナは食べる。再度受診し、両前足だけでなく右後ろ足にも麻痺が進んでいることと、硬いものが食べづらそうなことを伝える。以下、先生から2つの選択肢の提案。
1、このままステロイド剤を使い、点滴に通うなどして栄養をとりながら様子を見る。
2、エンセファリトゾーンの抗体検査、精密検査をして総合的に調べ、治療計画を立てる以下、先生とのやりとり。
・決め打ちでエンセファリトゾーンの治療に入ってしまうのはどうか?
⇒劇的に状態が良くなったり、麻痺が治ったりという保証はできない(文献でも症例がない)が、それも悪くない。
・もし抗体検査をして、先日説明された通り判断に困るような微妙な抗体価が出た場合、エンセファリトゾーンの治療薬を使うか?
⇒微妙であれば処方する。
・エンセファリトゾーンではないのに治療薬を使っても大丈夫か?
⇒特に悪い作用をもたらすことは考えにくいので、やってみる価値はある。
とのことで、エンセファリトゾーンの治療薬を開始。栄養が摂れていないので強制給餌もスタート、いつものうっ滞の点滴を受けて帰宅。
昼:エンセファリトゾーンの治療薬開始。

夕方:少しペレットを食べる。

<6日目>
1日100ml~150mlを目標に水分を摂るよう指示があったため、1時間に1回シリンジで水分補給。ペレットも少し食べる。強制給餌では栄養食を飲まないため、ゼリーやバナナを少し混ぜてスプーンで与える。相変わらず両前足、右後ろ足は麻痺したまま。薬は喜んで飲む。

<7日目>
処方された錠剤がなくなるので再受診。脱水症状が見られるため、点滴と抗生剤投与。ステロイド剤と食欲を増進する薬など(エンロクリア、プロナミド、プレドニン、ペリアクチン)をシロップで処方。水分が摂れない場合は翌日の夕方も受診するよう指示。今日も栄養食はゼリーに混ぜて食べさせる。

<8日目>
夜中にペレットを食べる音がする。朝から水もよく飲み、ペレットもペレット牧草も良く食べるので本日は受診せず。放っておくと自力で食器までペレットを食べに行く。ネットで注文したチカラのちからが届いたので食べさせる。左足までは麻痺が出なかった?様子。しっぽを丸め込んで座っているので、おしっこがしっぽについて大変な状態に。毛づくろいができないので夜にブラッシング。両前足は後ろに下げたほうがバランスがとりやすい様子。

<9日目>
午前中はちょっと元気がないように見えたものの、10時頃からよく飲みよく食べる。1日の流れを見ていると、元気な時間とそうでない時間があり、ぐったりしているように見えていたのは眠い時だった可能性も。
夕方:再度受診。体重は1.7kg→1.6kgとやや減っていたものの脱水症状はなく、水を飲みペレットやペレット牧草を食べるので、ひとまずこのまま様子を見るということ。薬が効いて左足まで麻痺が進行しなかったかどうかは不明。食欲が出てきたのは薬が効いたのではなく、麻痺であるという状態に本人が慣れてきた可能性もあるとのこと。

以上が、ぽんずの体が麻痺していった過程です。この記事を書いている現在は発症から11日目ですが、体のバランスがとりづらく疲れてしまうのか眠っていることが多いので、様子を見て水をあげたりエサを食べるようお皿を近づけたりして、飲食し忘れないようにケアしている状態です。

もしエンセファリトゾーンだとしても、今回神経異常を出すに至った病巣(肉芽腫というそうです)が消えるわけではないので、その肉芽腫が残った状態であれば神経を圧迫するので、麻痺がそのまま残る可能性もあるんだそうです。

と言ってもぽんずの麻痺は不全麻痺だそうで、完全に麻痺していないので少しだけ希望があるのでは、と勝手に思っています(笑)。本人のストレスにならない範囲でマッサージなどで刺激を与えるのは悪くないそうなので、様子を見ながらいろいろ挑戦してみようと思います。

娘がぽんずのケージにお守りをたくさんつけてくれました。がんばれがんばれ!