もずく、骨折治療のため手術~入院をする

うさぎのお役立ち情報

我が家のネザーランドドワーフ、もずくが骨折いたしまして、いよいよ手術日当日。

もずく、骨を折る。
我が家のうさぎ、ネザーランドドワーフのもずくが大腿骨を骨折してしまいました。その状況と経過をご紹介します。

3泊ほど入院することになっていたので、ペレットと牧草を念のため1週間分持っていきました。食べないときの切り札として、パパイヤの葉っぱの天日干しもセットです。

手術は14~15時頃ということで、10時頃に入院。そのあと手術して問題ないか採血とレントゲン撮影とのことです。

16時過ぎに病院から連絡があり、無事であるとのことでしたので18時頃に病院へ。

 
 
 
 
 
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ケージに入れられたもずく、こちらに尻を向けています。完全に怒ってるやつ……。後ろ左足の毛は刈り取られ、医療用ホッチキスでとめられた傷口は痛々しいです。

ひとまず麻酔が切れてから牧草も食べて問題なさそう、ということで一安心。翌日もお見舞いに行くと元気はつらつで退院してもいいよ、とのことでしたが、説明のために時間を、ということで、用事の合間にお見舞いに行っていたので断念。さらに翌日は病院が休診だったので、当初の予定通り手術から3泊で退院となりました。

もずくの大腿骨は3つに折れていて、さらにその中央パーツの骨が縦に亀裂が入っていたそうで、ピンを埋めるとその亀裂から骨が割れてしまう恐れがあったとか。そこで先生は、周りに散らばっている骨のかけらを集め、その亀裂が入った骨の周りに補強のため集結させワイヤーで固定。何とかこのかけらたちがくっ付いて強くなってくれますように、とのことでした。

ちょっとレントゲン写真が見づらいのですが、右がお尻側です。膝の骨に向かってピンを刺して、3本のワイヤーでぐるぐると固定してあります。右の2本のワイヤーが巻いてあるところが、バラバラになった骨をまとめてある箇所です。すごい……!

とにかく動かさないのが一番の治療なので、2ヶ月は確実にミニケージ生活。もし亀裂が入った骨が粉砕してしまったら処置のしようがないので、その時は断脚も考えないといけない、というなかなか難しい手術でした。しばらくは1週間ごとにレントゲンを撮るため受診。毎日の状態を見ていて、足がブラブラとするようなら粉砕の可能性があるのですぐ来るように、とのことで退院しました。

うさぎの骨は細くて弱いので、骨折の手術ができる動物病院は限られるそうです。我が家のかかりつけの動物病院の先生はもともと外科を専門とされていたので、今回の難しい手術も受け入れてくださいました。同じ症例でどこの病院もこのように処置できるかは分かりませんので、受診時に必ずご確認ください。

なお、手術、入院費用は総額で80,000円ほどかかりました。ご参考にどうぞ……。